2024-01-09

坂本繁二郎「『坂本繁二郎 復刻木版画集』より 馬」

坂本繁二郎 坂本繁二郎 復刻木版画集 馬

詳細

作家:坂本繁二郎

作品名:『坂本繁二郎 復刻木版画集』より 馬

年代:1983年

技法:木版 ed.280

イメージサイズ:37.5×45cm

額サイズ:52.6×62.6×3.1cm

サイン:画室印有

プライス:お問い合わせください

作品について

福岡県久留米市出身、近代洋画を代表する巨匠・坂本繁二郎。

牛や馬、月、能面などの身近な題材を、シンプルな構図と淡い色調で表現した幻想的な作品群は、今も高く評価されています。

1921年から3年間パリへ留学した坂本の作品は、それまでの印象主義的な画風から、よりシンプルで柔らかなものへと変化していきました。

帰国後には、故郷・九州の豊かな自然の中でのびのびと生きる馬を多く描き、生涯に渡る代表的なシリーズとして知られるようになります。

本作は画家の没後、坂本繁二郎研究所の監修のもと、岡本工房より280部限定で刊行された版画集『坂本繁二郎 復刻木版画集』に収録された木版画です。

小屋からひょいと顔を覗かせる一頭の馬。

対象を見つめる坂本のあたたかな視線が、ぬくもりに満ちた絵柄に映し出されています。

マージンには、画室印と限定番号の書き込みがございます。

幅2cmほどのブラウンの木製額は、高級額の有名店「古径」によるものです。

作品の世界観と調和した落ち着きある仕上がりとなっております。

表面はガラス板で保護されておりますので、展示の際はご注意の上でお取り扱いくださいませ。

シートにはマージンのシミや若干の波打ち、額にもわずかな小傷等の経年変化が見られます。

展示する上でほとんど気にならない程度と思われますが、掲載画像をご確認の上、古い作品の持つ特性として予めご理解くださいませ。

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