2023-06-30
内野隆文「肖像」

詳細
作家:内野隆文
作品名:肖像
年代:2022年
技法:古い紙にアクリル
イメージサイズ:19.3×11.8cm
額サイズ:28.5×21×3.8cm
サイン:有
プライス:お問い合わせください
作品について
特定の個人を示す要素が削ぎ落された、抽象性に満ちた肖像。
輪郭は暗い背景と混ざり合い、蜃気楼を思わせるおぼろげなシルエットです。
煙のような柔らかな筆触と、控えめに輝く金色の色彩。
複雑な絵筆の重なりによって、匿名の人物の囁く言葉や、そこに居たであろう気配までも感じさせる、幻想的な絵画空間が生まれました。
1800年代ドイツにて出版された活版印刷の本のページに描かれた本作。
ところどころに浮かび上がる古書の文字が、作品に味わいを持たせています。
側面は赤茶、表面がゴールドの額を合わせました。
赤茶色の下地がほのかに透けて見える金箔仕上げと、虫喰い跡や縮みなどのアンティークを意識したこだわりの加工が施された上質なフレームです。
ベースに黒い布マットを使用し、作品を浮かせる仕様でセットされています。
額は、作品のイメージを元に制作した、嶋田製作所によるオリジナルフレームです。
壁掛けが基本ですが、棚などに立て掛けて飾ることもできます。
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