2023-06-25
内野隆文「無題」

詳細
作家:内野隆文
作品名:無題
年代:2022年
技法:木片にミクストメディア
イメージサイズ:9×2.3×2.2cm
額サイズ: 20×12.4×4.2cm
サイン:有
プライス:Sold Out
作品について
艶やかな色を纏う、手のひらに乗るほどの小さな木片。
漆喰壁にも似た重厚な凹凸の上にメタリックな青が重なり、分厚い側面を流れるように伝っています。
物語性やコンセプトをあえて排除し、色彩と質感のみで魅せる潔さ。
対峙した際の純粋な驚きや喜びが、作家の意図するところです。
「具体」や「もの派」などの戦後美術の文脈を踏襲しつつも、これまでにない新しさを感じさせます。
鉱山に眠る未知の宝石を思わせる、内なる輝きを放つ作品です。
黒いボックス型の額に、黒いベースを合わせており、まるで標本箱のような雰囲気です。
作品裏面に書かれたサインは、裏板の窓を開けて見えるようになっています。
壁掛けが基本ですが、厚みがある額なので棚の上などに自立させて飾ることもできます。
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