2023-02-06
元永定正「ぐりんがひとつ」
詳細
作家:元永定正
作品名:ぐりんがひとつ
年代:1984年
技法:シルクスクリーン ed.500
イメージサイズ:10×10cm
額サイズ:29×22×2.2cm
サイン:有
プライス:Sold Out
作品について
戦後の日本美術を語る上で欠かすことが出来ない芸術グループ「具体美術協会」の中心メンバーとして活動した元永定正。
様々な素材を用いたパフォーマンスや、キャンバス上を絵の具がダイナミックに流れる抽象画など、数々の優れた作品を残し、近年では国内外で再評価の機運が高まっています。
子どもの無邪気な遊びや平面的な造形に強い関心を持っていた元永定正は、1970年代頃からはキャラクター性を帯びたユーモラスで愛らしい絵画・版画・絵本を多く手掛けるようになります。
本作は、画業後期の特徴的な要素がぎゅっと詰まった小さな版画作品です。
波打つ地平線の上にぽっかりと浮かぶ擬人化されたフォルム。
まっすぐ伸びる小さな梯子の表現や、ひらがなのみで付けられた画題からは、ほっこりと心和む優しさを感じることができます。
直筆サイン付きの限定版画は、大切に所有いただくコレクションとしても大変おすすめです。
シンプルなタモ材の額を合わせてあります。
アートコレクションや、センスの光るギフトに、いかがでしょうか。
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