2023-07-14
パブロ・ピカソ「『メタモルフォーズ』より ピュタゴラスの講義を聴くヌマ」
詳細
作家:パブロ・ピカソ
作品名:『メタモルフォーズ』より ピュタゴラスの講義を聴くヌマ
年代:1970年
技法:ファクシミリ
イメージサイズ:19.7×14.9cm
額サイズ:40×35.1×1.7cm
サイン:無
プライス:Sold Out
作品について
スペインの巨匠・ピカソが1930年に手掛けた版画集『メタモルフォーズ』。
古代ローマの詩人オウィディウスの著した『変身物語』の挿画として描かれた一連の銅版画は、ピカソの版画シリーズの中でも傑作と言われています。
こちらは、オリジナル版画を元に、1970年にジュネーヴにて刊行された復刻版です。
写真製版の技術のひとつであるファクシミリ印刷を用いて、細部に至るまで忠実に再現されています。
描かれているのは、第2代ローマ王・ヌマが旅先で賢人・ピュタゴラスに教えを乞う場面。
ピュタゴラスの言葉として語らせた魂の輪廻転生論は、作者・オウィディウスの死生観そのものであると言われています。
迷いのない素早い線の連なりが、ピカソならではの生き生きとした絵画空間を生んでいます。
シンプルなタッチでありながら、ピュタゴラスの言葉に真剣に聴き入るヌマの緊張感さえも伝わってくるかのようです。
幅3.8cmほどの落ち着いたゴールドと黒の額を合わせました。
洗練された雰囲気のフレームは、現代のお部屋にも違和感なく調和してくれると思います。
ご自宅のアートコレクションや、大切な方への贈りものにもおすすめです。
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