2024-04-24
マルク・シャガール「『エルサレム・ウィンドウ』より ヨセフ族(下絵)」

詳細
作家:マルク・シャガール
作品名:『エルサレム・ウィンドウ』より ヨセフ族(下絵)
年代:1962年
技法:リトグラフ
イメージサイズ:20×15cm
額サイズ:37×30.9×2.5cm
サイン:無
プライス:Sold Out
作品について
ロシア出身・フランスで活躍し「色彩の魔術師」と称された巨匠・シャガールによる、リトグラフ作品です。
1959年、シャガールはイスラエルの首都・エルサレムに建つシナゴーグ(ユダヤ教会)のステンドグラス制作を依頼されました。
シャガール自身が深く信仰するユダヤ教の聖典「旧約聖書」に記された一節が出典で、アブラハムの孫ヤコブ(別名イスラエル)の12人の息子たちを祖とする12支族を題材としています。
神の光を象徴するステンドグラスの図柄にふさわしいように、美しい色彩と印象的な構図で描かれた12枚は、現在も実際に訪れて鑑賞することができます。
本作品は、ステンドグラスの絵柄を元にした版画集に収録されていたものです。
シャガールが監修し、製版は名刷り師シャルル・ ソルリエ、刷りはパリの老舗ムルロー工房が手掛けました。
小さめサイズの下絵は、のびのびとしたシンプルな線描と、デザイン性に富んだ配色が魅力。
弓矢を射る鳥、たわわに実をつけた木々。
適度に抽象化された動植物が鮮やかな色彩で描かれた、シャガールらしい世界観の一枚です。
幅1.5cmの上質な白木額に、アーチ型のマットとシャガールのネームプレートを合わせています。
やわらかなホワイト塗装が、絵柄をすっきりと際立たせる仕上がりです。
ご自宅のコレクションはもちろん、ギフトにもおすすめです。
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