マルク・シャガール「『デリエール・ル・ミロワール no.99-100』より アコーディオン弾き」

詳細
作家:マルク・シャガール
作品名:『デリエール・ル・ミロワール no.99-100』より アコーディオン弾き
年代:1957年
技法:リトグラフ
イメージサイズ:25.5×41cm
額サイズ:59.4×72.3×2.4cm
サイン:無
プライス:お問い合わせください
作品について
ロシア出身・フランスで活躍し「色彩の魔術師」と称された巨匠・シャガールによる、リトグラフ作品です。
アコーディオン奏者と大きな鳥。
翼を広げた天使や、睦まじく語らい合う人々の姿も見えます。
それぞれの登場人物たちが、まるで無重力空間を浮遊するかのような優雅で軽やかなタッチで描かれています。
透明感のある美しい発色が実にシャガールらしい、溢れんばかりの光を感じる名作です。
人物の表情や細かな曲線が連なる装飾的な雰囲気は、現代に見るとかえって新鮮に映り、心和む愛らしさをお楽しみいただくことができるのではないでしょうか。
こちらは、シャガールの友人であり美術評論家のジャック・ラセーニュが著した評伝『シャガール』のために画家が制作した絵柄を、美術雑誌『デリエール・ル・ミロワール』の挿画として採用し同年刊行されたものの一点です。
フランス語で「鏡の裏」を意味する本誌は、パリのマーグ画廊の設立者エメ・マーグによって創刊、エメが亡くなる1982年までに全253号が刊行されました。
同時代の名だたる芸術家たちによるリトグラフ作品を収めた豪華な内容は、美術的価値の観点からも高く評価されています。
美しい彫りのある幅5cm程のゴールドの額に入っております。
刃先ゴールドのマットとシャガールのネームプレートが付いた、高級感のある仕上がりです。
『デリエール・ル・ミロワール』内に二つ折りで収録されていたシートのため、中央にうっすらと折れ目がございます。
ダメージではありませんのでご安心くださいませ。
ひとときの流行ではなく、この先もずっと大切にしたいアート作品。
コレクションとしてはもちろん、大切な方への贈り物にもおすすめです。