少年の写真が入ったアンティークフォトフレーム

詳細

種別：アンティーク

品名：少年の写真が入ったアンティークフォトフレーム

国：フランス

年代：1800年代後半

素材：ガラス・金属・写真

サイズ：11.7×7.5×9cm（スタンドを開いた状態）

備考：アンティーク写真付

備考：装飾品は含みません

プライス：Sold Out

作品について

モチーフとなっているのは、教会建築に見られる手すりのようなものでしょうか。

細やかな装飾のあしらわれた柱、その間を優美に橋渡しされた植物の枝。

ナポレオン三世時代に作られた特徴がよく表れている、小さなフォトフレームです。

おそらく真鍮製かと思われる金属の土台はポケット状になっており、ガラス板と写真を後ろから差し込む仕様です。

同時代の古い写真が附属しています。

改まった衣装に身を包み、緊張した面持ちで椅子に手を添える男の子。

褐色の用紙にモノクロでプリントされた味わい深い一枚で、裏面にはパリのお店の屋号と住所が印刷されており、表面下部にも同様に「LARRIBAU PHOT」と記載があります。

昔の写真館の販促用だったのでは、と想像しています。

スタンドは日本の基準よりもかなり広めに開きますが、ヨーロッパではよく見かける幅感です。

写真も併せて残っているアンティークフォトフレームは今ではあまり見かけなくなりました。

お手持ちの一枚に差し替えてご使用いただくのはもちろん、こちらの古い写真も含めてお楽しみいただくのもおすすめです。

とても古い年代に作られたもののため、金属のサビやスタンド軸のわずかなぐらつき、ガラスの傷、写真のヤケなどの経年変化が育っています。

130～160年もの時の流れを纏ったアンティークのロマンとして、ご理解くださいませ。

空間ディスプレイのアイテムや個性的なギフトとして、いかがでしょうか。