2022-11-29
大黒天 B
詳細
種別:アンティーク
品名:大黒天 B
年代:大正~昭和時代
素材:杉
サイズ:15.5×9.6×10cm
プライス:Sold Out
作品について
大正~昭和時代に作られた、大黒様の木彫です。
七福神のひとりとして知られる大黒天。
その出自をさかのぼると、ヒンドゥー教の最高神シヴァの異名で、「破壊と創造の神」として憤怒の相を浮かべる姿が元来だったそうです。
後に仏法の道に入ると、シヴァ神のいくつかの特徴のうち、「食物と財福を司る神」の一面を強調して日本で広まっていきました。
こうして、頭巾を被り、左手に大袋、右手に打出の小槌を携え、米俵を踏まえる定番のスタイルが確立されていきました。
こちらの小さな木彫りの大黒様は、経年と共に角が取れ、抽象的な美しい佇まいとなっています。
大きな米俵にちょこんと乗る愛らしい姿に、思わず笑みがこぼれてしまいそう。
長い年月を経た蓄積が、黒色の木の随所に現れています。
表面の剥落や木材の傷などのダメージが見られますが、古いものならではの味わいとしてお楽しみください。
アート・アンティークのコレクションや、空間ディスプレイにいかがでしょうか。
関連記事