2024-01-18

恵比寿天の土人形

恵比寿天 土人形

詳細

種別:アンティーク

品名:恵比寿天の土人形

国:日本

年代:江戸~明治時代

素材:素焼き粘土に手彩

サイズ:14.5×11×8cm

プライス:お問い合わせください

作品について

江戸~明治時代に作られた、恵比寿様の土人形です。

七福神の中で唯一日本に出自を持つ恵比寿天。

その生い立ちは諸説ありますが、イザナギとイザナミの間に生まれた「蛭子神(ひるこのかみ)」、もしくは大黒天の子「事代主神(ことしろぬしのかみ)」とされることが一般的なようです。

生まれつき足腰が弱かった恵比寿様は、ある日両親によって舟に乗せられ、海に捨てられてしまいます。

漂流した地で漁をして暮らし、後に神様となったという逸話から、漁業や海上交通安全、転じて商売繁盛や金運にご利益があるとして伝わり、今も広く親しまれています。

こちらは、素焼きした粘土に手彩色が施された古い像です。

古に起源を持つ土人形は、江戸時代になると各地で盛んに作られ流行品となりました。

大きな鯛を担ぎ、にっこりと微笑む恵比寿様。

抱き抱えられた鯛も、何ともキュートな表情を浮かべています。

あらゆる悩みや躓きをおおらかに受け止め、癒してくれそうなお姿です。

100年以上の時を経たもののため、彩色の剥落や小傷、落としきれない汚れ等の経年変化が育っています。

全体にすすけたトーンに落ち着いた色合いは、年代物ならではの存在感と趣を感じさせます。

大きな欠けや割れはなく、底面も安定しているのでこれから先も永く楽しめることと思います。

和骨董のコレクションや、個性的な空間演出のアイテムとして、いかがでしょうか。

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