2026-03-19
丸尾康弘「ボク」

詳細
作家:丸尾康弘
作品名:ボク
年代:2026年
技法:楠・彩色
サイズ:14.8×4.5×4.5cm
サイン:有
プライス:Sold Out
作品について
波一つない、穏やかな表情のボク。
それは、作家自身の少年時代の姿であり、今を生きる子どもたちを表す普遍的なイメージです。
丸尾康弘は、困難が多いであろう未来を歩む子どもたちを中心的な題材とし、か弱い彼らに授ける一種の「力」として、様々な異形の要素を取り入れてきました。
子どもたちを支える人々の存在は、地を踏みしめる四本の足に。
左右で大きさの異なる眼と口元の牙は、険しい形相ながらも私たちを救済へと導く「不動明王」から引用したもの。
さらに本作では、仏像の持つ印相の造形が大胆に加えられています。
右手(仏の意)で、左手(衆生の意)の人差し指を包み込むポーズは、大日如来像に特徴的な「智拳印(ちけんいん)」。
人々が仏の境地に入ることを表すハンドサインには、数多の苦しみや災いに見舞われたとしても必ず救いはあるという、作家の願いが込められているのかもしれません。
素朴な風合いや落ち着きのある彩色、角度によって見え方を変える造形の面白さも、彫刻ならではの見どころ。
国内外で高い注目を集める彫刻家による、アートコレクションに大変おすすめの作品です。
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