2024-03-10
丸尾康弘「ねこら」
詳細
作家:丸尾康弘
作品名:ねこら
年代:2023年
技法:楠・彩色
イメージサイズ:9.7×7.2cm
額サイズ:32.2×26.2×3.5cm
サイン:有
プライス:Sold Out
作品について
「木彫スケッチ」シリーズより。
彫刻家・丸尾康弘は、木彫の制作に取り掛かる際、まず四角い木材の正面と右側面に下絵を描きます。
本シリーズは、木を彫り進めていき最終的に切り落とされたこの下絵部分に彩色をした作品です。
黄金色の瞳と小さな牙を持つ黒いねこら。
ちょこんと鎮座する姿は、神秘的な存在感を湛えています。
朱色で付けられた “アタリ” や、その後の制作プロセスを彷彿とさせる輪郭線には、彫刻としての命を吹き込まれる一歩手前の瞬間を切り取った、立体と平面の狭間のような魅力を感じます。
幅1.4cmのシンプルな木製ボックス額に、作品が土台から少し浮き出る仕様でセットされています。
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