2025-08-30
内野隆文「瓶とダイス」

詳細
作家:内野隆文
作品名:瓶とダイス
年代:2025年
技法:段ボールにアクリル・一升枡・古いサイコロ・古い瓶
サイズ:16.8×16.8×9cm
サイン:有
プライス:お問い合わせください
作品について
古い枡を用いたオブジェシリーズより。
鈍く光るガラス瓶と古びたサイコロがふたつ、まるで何かの暗号かのように置かれた室内。
背後には、黄金色の十字架が静かに浮かんでいます。
枡の内部を小さな空間に見立て、静物画ないし室内画の構図をジオラマ的に表現した作品です。
用いた一升枡は、かつて実用されていたヴィンテージ品。
ローマングラスを思わせる複雑なニュアンスの小瓶と、陶や石膏にも似たやわらかな質感のサイコロも、作家自らが収集した古いものです。
物体をそのまま作品の素材として用いる戦後美術的なアプローチと、日常風景の中に祈りや救いの光を見る西洋絵画の在り方をユニークに融合させた一作。
絵画や彫刻という枠組みを超越したオリジナリティ溢れる作品世界を、どうぞお楽しみくださいませ。
ガラス瓶やサイコロは底面に固定されているので、安心して設置していただけます。
卓上にそのまま自立できる他、裏面に金具を取り付ければ、壁掛け展示をすることも可能です。
用いた材料には、小傷や欠け、落としきれない汚れ等の経年変化がございます。
古いものの風合いを活かした作品の特性として、予めご理解くださいませ。
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