2024-08-07

内野隆文「青い鳥」

内野隆文 青い鳥

詳細

作家:内野隆文

作品名:青い鳥

年代:2023年

技法:紙にアクリル

イメージサイズ:36.4×25.7cm

額サイズ:48.1×37.4×2.2cm

サイン:有

プライス:お問い合わせください

作品について

「肖像」シリーズについて

肖像は、かつてどこかに存在したかもしれない者たちの残影である。

時を経てその存在した事実が薄らいでいくように、時代も地域も、ときに性別すら不明瞭にした。

その人物を知る術はもはや無いが、彼らは皆、静かに凛とした佇まいを永遠に守っている。

古典的宗教画がイメージの土台にあり、それは1人の聖人が描かれた小さな板絵である。

誰かが大切に所有し、その家族が数百年にわたって祈りをささげてきた。

板は反って亀裂が入り、絵具は色褪せて所々剥がれている。

しかし聖人の美しさは褪せることなく、むしろ長い年月を耐えいっそう美しく、朽ちてなお崇高である。

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ヴェールを纏う青の世界。

銀色の髪と星空の瞳の人物が、まるで時が止まったかのような超然とした雰囲気でまっすぐに前を見据えています。

名づけられた画題によって「幸せ」「祈り」といったイメージへと無意識に導かれる、美しい作品です。

石畳のようなブロック状のアクセントが個性的な、幅4cmほどの黒の額を合わせました。

ベースに黒い布マットを使用し、作品を浮かせる仕様でセットされています。

額は、作品のイメージを元に制作した、嶋田製作所によるオリジナルフレームです。

壁掛けが基本ですが、棚などに立て掛けて飾ることもできます。

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