2024-07-25

内野隆文「シアター」

内野隆文 シアター

詳細

作家:内野隆文

作品名:シアター

年代:2022年

技法:段ボールにアクリル

イメージサイズ:31.3×25cm

額サイズ:34.6×28.6×2.4cm(アンティークフレーム)

サイン:有

プライス:Sold Out

作品について

映写機の回るカラカラという音。

忘れていた古い想い出が、無声映画のようにスクリーンに映し出される。

記憶や残像をテーマに描いた、「シアター」シリーズからの一作です。

支持体の段ボールに無数の色彩が重なり、重厚で複雑な絵肌が現れています。

波打つ画面に溜まる絵の具、宝石のごとく輝くラメやメタリックカラー。

色と質感のみで成り立つ純粋抽象でありながら、どこかノスタルジックな雰囲気が漂う心象風景のような作品です。

ナチュラルなブラウンの額は、作家自らが選び額装したフランスのアンティークフレームです。

とても古い年代に作られた額のため、木枠のすき間や小傷などの経年変化がございます。

時間の蓄積をロマンと感じていただける方に、大切にお持ちいただけましたら幸いです。

現代アートとアンティークのコラボレーションが魅せる無二の絵画空間を、どうぞご堪能くださいませ。

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