2024-04-21
ラウル・デュフィ「『画家への手紙』より レガッタ」

詳細
作家:ラウル・デュフィ
作品名:『画家への手紙』より レガッタ
年代:1965年
技法:リトグラフ ed.6000
イメージサイズ:18.3×22.7cm
額サイズ:38.8×43.5×2.2cm
サイン:無
プライス:Sold Out
作品について
20世紀フランスで活躍した画家、ラウル・デュフィ。
海や馬、明るい室内や音楽を題材とした情景などを軽快で明るい色彩で表現する作風で知られ、絵画だけでなく、版画、書籍の挿画、テキスタイルデザインをはじめとする多彩な作品を残しました。
こちらは、画家の没後10年を記念して作られた追悼画文集『画家への手紙(LETTRE À MON PEINTRE)』に収録された一枚です。
デュフィの原画に基づくリトグラフ18点に加え、ビュッフェやコクトー、ブラック、シャガール、ユトリロ、アポリネールなど、多くの芸術家や文筆家たちから寄せられた追悼文とオリジナル版画を、長年の友人マルセル・ウリーが編纂し、限定部数で刊行した挿画本となります。
リトグラフの刷りは、パリの老舗・ムルロー工房が手掛けました。
場面は、ある日のレガッタ(ヨットのレース)。
故郷フランス・ノルマンディーの光に満ちた海は、生涯に渡り繰り返し描いたデュフィの代表的なテーマです。
風を受ける帆や穏やかに揺れる水面、人々の交わす他愛のない会話が、瑞々しい色彩とリズミカルな線描で映し出されています。
幅3cmほどのスモーキーな水色の額に、ベージュのマットを合わせました。
爽やかな色合いが、絵柄を品よく引き立てる仕上がりです。
飾る場所を選ばない小ぶりなサイズも嬉しいポイント。
見るたびに心を癒し前向きな気分にさせてくれる一枚は、コレクションとしてはもちろん、贈り物にもおすすめです。
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