2024-10-18
濱崎仁精「島の猫」
詳細
作家:濱崎仁精
作品名:島の猫
年代:2024年
技法:キャンバスに油彩・アクリル・ミクストメディア
サイズ:31.8×41cm(F6号)
サイン:有
プライス:Sold Out
作品について
ふいに立ち止まり、ちらりと後ろを振り向いて。
瀬戸内海に浮かぶ数々の島の内、生まれ故郷・生口島に想いを馳せながら描いた一作です。
誰しもが時と共に忘れていく、しかし確かにそこに実在した過去や記憶が、強い光の中に消え入り、溶け込むような猫の姿に託されています。
濱崎仁精が題材とするのは、すべて自身が暮らす尾道で実際に出会った情景です。
刻々と移ろう一瞬の美しさや儚さが、日常の中で抱く個人的な感情と重ね合わせて描かれています。
マットな白地はまるで堅牢な漆喰壁のよう。
絵の具を重ねては削りを繰り返して生まれた複雑な絵肌が魅力の、生き生きと力強い作品です。
額装はされておらず、ピンやフックで壁にかけたり、棚の上などに立て掛けてディスプレイすることができます。
額装ご希望の場合には、お気軽にご相談くださいませ。
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