濱崎仁精「猫が来ているので吠えそうですよ」

詳細

作家：濱崎仁精

作品名：猫が来ているので吠えそうですよ

年代：2012年

技法：ボードに油彩・アクリル・ミクストメディア

サイズ：10.1×29.8cm

サイン：有

プライス：Sold Out

作品について

向かい合う白猫と黒猫。

尻尾をぴんと立て、辺りの様子を窺っているよう。

謎めいたタイトルは、描かれていない犬（あるいは違う動物）の目線でしょうか。

猫のいる何気ない一コマを、画家ならではの目線で特別な一瞬として切り取った作品です。

ポストカードサイズのボードを横に2枚つなげた珍しいサイズ感は、小品ながらもインパクトを感じます。

引っかき跡や何層にも塗られた絵の具が生み出す複雑なマチエールは、じっくりと観察したくなるほどの見ごたえ。

愛らしい絵柄と、年代物の絵画のような重々しさが画面の中で共存しています。

裏面には木の板が取り付けてあるので、フックやピンなどで壁に飾ったり、棚の上に立て掛けてディスプレイすることができます。

現在の画風に至るきっかけになったという、作家にとっての記念碑的な一枚。

ご自宅やオフィス、お店の目を引くワンポイントとして、あるいは大切な方への贈り物にもおすすめです。