2024-07-02

マルク・シャガール「『エルサレム・ウィンドウ』より ルバン族」

シャガール エルサレム・ウィンドウ ルバン族

詳細

作家:マルク・シャガール

作品名:『エルサレム・ウィンドウ』より ルバン族

年代:1962年

技法:リトグラフ

イメージサイズ:29.4×21.5cm

額サイズ:49.9×40.6×2.8cm

サイン:無

プライス:お問い合わせください

作品について

ロシア出身・フランスで活躍し「色彩の魔術師」と称された巨匠・シャガールによる、リトグラフ作品です。

1959年、シャガールはイスラエルの首都・エルサレムに建つシナゴーグ(ユダヤ教会)のステンドグラス制作を依頼されました。

シャガール自身が深く信仰するユダヤ教の聖典「旧約聖書」に記された一節が出典で、アブラハムの孫ヤコブ(別名イスラエル)の12人の息子たちを祖とする12支族を題材としています。

神の光を象徴するステンドグラスの図柄にふさわしいように、美しい色彩と印象的な構図で描かれた12枚は、現在も実際に訪れて鑑賞することができます。

こちらは、ステンドグラスの絵柄を元にした版画集『エルサレム・ウィンドウ』に収録された一枚です。

シャガールが監修し、製版は名刷り師シャルル・ ソルリエ、刷りはパリの老舗ムルロー工房が手掛けました。

降り注ぐ光の下、鳥たちは空を舞い、魚たちも踊るように水中を泳いでいます。

鳥がくわえる実のついた枝や、前景に茂る植物が画面にフレーム効果をもたらし、物語場面がいっそう際立って見える演出。

シャガールならではの柔らかな線描と瑞々しい配色で描かれた、壮麗で幻想的な絵柄です。

幅2cm程のゴールドと黒の上質な額に、アーチ型のマットとシャガールのネームプレートを合わせています。

金箔を使用したフレームのため、強く擦ったり鋭利なもので引っ掛けてしまうと傷が付きやすくなっております。

末永く大切にお取り扱いいただけましたら幸いです。

ご自宅のアートコレクションや、大切な方への贈り物にいかがでしょうか。

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