藤田喬平「手吹貝皿（黄）」

詳細

作家：藤田喬平

作品名：手吹貝皿（黄）

素材：ガラス

サイズ：13×13×4cm

サイン：無

備考：専用箱・略歴付

プライス：Sold Out

作品について

ガラス工芸家・藤田喬平の作品です。

東京美術学校にて彫金を学んだ後にガラス工芸に転向し、色ガラスに金箔や銀箔を溶かし込む技法を考案。

その後もイタリアのヴェネチアン・グラスやスウェーデンのカット・グラスをはじめ、多様な分野を積極的に吸収しながら数々の名作を残し、文化勲章を受章するなど世界的に高く評価されています。

こちらは、型を一切使用せず、吹き竿を用いて成形する手吹き製法によって作られた銘々皿です。

5～8mmほどのぽってりとした厚みが特徴的。

貝殻のように隆起する縁には、手吹きならではの独特のとろみが生じています。

すりガラス状の半透明の表面に閉じ込められた黄色のグラデーションが美しく、光の当たり具合に応じて豊かな表情を楽しめる作品です。

デザートや果物、冷菜を合わせれば、食卓を涼し気で上質な雰囲気に演出してくれることでしょう。

日本を代表する作家が手掛けた一点もののうつわは、工芸作品として展示して鑑賞するのもおすすめです。

こちらは気になるダメージのない未使用の美品ですが、長い年月を経た長期保管品となります。

附属の専用箱・略歴用紙には、若干のヨレやシワ等の経年変化がございます。

古い年代に作られた作品の特性として、予めご理解くださいませ。