2024-10-29
南桂子「少女と鳥」

詳細
作家:南桂子
作品名:少女と鳥
年代:1991年
技法:銅版 ed.HC
イメージサイズ:10.4×8.4cm
額サイズ:39.5×34×2.5cm
サイン:有
プライス:お問い合わせください
作品について
戦後日本を代表する銅版画家・南桂子。
富山県に生まれ、女学校在学中より絵画に興味を持ち制作していましたが、版画家・浜口陽三との出会いをきっかけに銅版画の道へと進みます。
フランス、アメリカ、日本と拠点を移しながら発表した作品の数々は、抒情的で繊細な世界観によって今も世界中で広く親しまれています。
木の下に佇む一人と一羽。
細い線を重ねて描かれた情景は、まるで時が止まったかのよう。
赤い花を手にこちらを見つめる少女とひとたび視線を交わせば、たちまち物語の世界へと誘われます。
透明感のあるブルーの色彩と、慎重に刻まれたタッチの対比が美しい、静謐で幻想的な作品です。
本作は、富山県立近代美術館と同館友の会の10周年を記念して制作された銅版画です。
マージンには、作家による直筆サインとエディション「HC版(非売版)」の書き込みがございます。
幅1.5cmほどのナチュラルな木製額に入っています。
30年以上もの年月を経た作品のため、マージン数か所にごく微細なシミがございますが、額装した状態ではマットに隠れており見えなくなっております。
古い作品の持つ特性として、予めご理解くださいませ。
歴史に名を刻む作家によるサイン付きの小ぶりの作品は、希少なアートコレクションとしてはもちろん、大切な方への贈り物にもおすすめです。
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