2024-11-15
舟越桂「蒼い湖」
詳細
作家:舟越桂
作品名:蒼い湖
年代:1997年
技法:木版 ed.30
イメージサイズ:34.8×25.3cm
額サイズ:52.8×41.3×2.3cm
サイン:有
プライス:お問い合わせください
作品について
現代日本を代表する彫刻家・舟越桂。
生涯に渡り一貫して人物像を追求し、生み出された写実を超越する神秘的な作風は、国内外で高く評価されています。
こちらは、1997年に制作された木版画です。
1990年代前後から、舟越作品には体の一部が変形する独特の人体表現が現れます。
本作に描かれた人物もまた、暗く影を落とす山並みと一体化しているかのように見えます。
下方に広がる青緑色の湖を、はるか上空から静かに見つめる様は、捉えどころのない人間存在を湖面に映して自問する、私たち自身の姿なのかもしれません。
マージンに作家直筆サインとエディション番号の記載のある、限定部数の少ない大変希少な作品です。
シンプルなブラウンの木製額に入っています。
表面はガラス板で保護されていますので、展示の際にはご注意の上でお取り扱いくださいませ。
30年近くもの年月を経た作品のため、シートにはわずかに波打ちが見られますが、展示上ほとんど気になる程度ではないと判断しております。
古い作品の持つ特性として、予めご理解くださいませ。
木版画ならではの、素朴であたたかみのある風合いも魅力。
2024年に惜しくも世を去った世界的アーティストによる名作を、アートコレクションやオフィスの上質な彩りにいかがでしょうか。
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