2026-04-03

猪熊弦一郎「『FACES』より 顔 A」

猪熊弦一郎 FACES 顔A

詳細

作家:猪熊弦一郎

作品名:『FACES』より 顔 A

年代:1989年

技法:リトグラフ ed.50

イメージサイズ:51.6×40.2cm

額サイズ:79.4×59.8×3cm

サイン:有

プライス:Sold Out

作品について

香川県出身、20世紀日本を代表する画家・猪熊弦一郎。

東京美術学校で藤島武二に学んだ後、1938年に渡仏、その後ニューヨーク、ハワイ、日本と活動の拠点を移しながら生涯制作を続けました。

マティスやピカソ、藤田嗣治ら名だたるアーティストたちとの交流に刺激を受け、画風を度々変化させた猪熊。

その創作の根底には、常に「絵として美しいもの」を描こうとする姿勢があったと言います。

画業中期では幾何形体などの抽象的要素を構成した作品を多く手掛けていましたが、妻を亡くしたことをきっかけに、晩年の画面には突如「顔」が登場するようになります。

最愛の妻を想い描き始めたシリーズは、次第に目、鼻、口などのパーツの造形的な面白さに着目するようになり、独創的な作品が次々と誕生していったのでした。

こちらは、顔が題材のリトグラフ全5点を収めた限定50部の版画集『FACES』(1989年出版)からの一枚です。

画面を区切る9つの枡目。

それぞれの矩形には、髪の毛があったりなかったり、頭が丸かったりハート型だったり、中にはヌードの全身像も紛れ込み、実に賑やかな個性派たちが並んでいます。

人物を描きながらも画面構成への実験的な可能性を探求した、いつまでも見飽きることのない作品です。

版面下部には、作家本人による直筆サインと限定部数の書き込みがございます。

黒の木製額を合わせました。

シンプルなデザインが、絵柄をすっきりと引き締める仕上がりです。

希少なアートコレクションに、またはオフィスや店舗の空間作りの主役に、いかがでしょうか。

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