2024-07-15

菊文蛍焼盛鉢

菊文蛍焼盛鉢

詳細

種別:アンティーク

品名:菊文蛍焼盛鉢

素材:セラミック

サイズ:22.8×22.8×6.7cm

プライス:Sold Out

作品について

「蛍焼」とは、うつわの表面をくり抜いて透かし彫りにし、穴に透明な釉薬を充填して焼成する技法のこと。

光にかざすと透かし彫り部分が透け、まるで蛍が光るように見えることからその名が付きました。

中国・明時代に起源を持つやきもので、古くから景徳鎮が産地として知られています。

正確なところは不明ですが、本作も景徳鎮で作られたものかもしれません。

見込みには菊の花、縁にも繊細な装飾文様があしらわれた古典的な意匠。

花や花火を思わせる透明釉が、明るく涼し気な印象です。

煮物やサラダを豪快に盛り付けたり、カレー皿やパスタ皿としてご利用いただくのもおすすめ。

裏面には、作者の銘(進作?)がございます。

過去に実用されていたもののため、わずかなスレや小傷、透明釉部分に微細な筋状の黄変などの経年変化がございますが、欠けやヒビなどはなく、全体としては十分に綺麗なコンディションです。

古いうつわの特性として、予めご理解くださいませ。

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