丸尾 康弘

丸尾康弘の作品・略歴

Statement

彫り跡が大胆に残る木肌。
楠の、なんとも心地良い香り。

丸尾康弘が生み出す彫刻は、あたたかく、遊び心があり、それでいてどこかに憂いや影を帯びる。

人物や動物をモチーフにしながらも抽象的な精神性を感じる、「現代の仏像」をテーマに制作をしている。

(アトリエウチノ 記)

Biography

1956年 熊本県山鹿市に生まれる
1982年 東京造形大学彫刻科卒業
1985年 茅沼彫刻シンポジウム(北海道)に参加した後、群馬県に移住。群馬県立榛名高等学校美術講師を務める
1989年 なびす画廊(東京)で初個展
1991年 日独現代美術展(熊本県立美術館)
1996年 家族をモデルに坐像を制作開始
2000年 第24回上毛芸術奨励賞受賞
2001年 制作の場を桐生(無鄰館)に移す
2005年 桐生市本町一丁目にモニュメント設置
2014年 夢の軌跡 群馬の作家59人展(高崎シティーギャラリー)
2015年 『丸尾康弘作品集 2011年3月11日~2015年』出版
2019年 詩をかたどる、詩をきざむ ― 祈りの庭へ。(高崎市美術館)
2020年 桐生のアーティスト2020(大川美術館)
     丸尾康弘展 今、こどもたち(渋川市美術館・桑原巨守彫刻美術館)
     丸尾康弘展 今、こどもたち(大川美術館)
     丸尾康弘展(ノイエス朝日)